tanamonの稀に良く書く日記

KEEP CALM AND DRINK BEER

Subversionをソースから入れる(2)

前回やった手順の場合、なぜかhttpでアクセスできなかった。

# svn co http://svn/repos/test/branches/mytest
svn: 'http://svn/repos/test/branches/mytest' 用の URL スキームを認識できません

neonは正しい指定のはずなのに。というわけでやり直し。

subversion-deps

後で知ったんだけど、subversion-depsという依存ライブラリを集めたソースパッケージがあるらしい。
これを使うと楽ちんらしい。

# wget http://subversion.tigris.org/downloads/subversion-1.5.6.tar.gz
# tar xzvf subversion-1.5.6.tar.gz
# wget http://subversion.tigris.org/downloads/subversion-deps-1.5.6.tar.gz
# tar xzvf subversion-deps-1.5.6.tar.gz
# cd subversion-1.5.6
# ./configure \
> --prefix=/usr/local/subversion-1.5.6 \
> --with-berkeley-db \
> --with-ssl \
> --with-expat=builtin \
> --enable-shared
# make

しかし、makeでエラー。

/usr/lib/libdb-4.2.so: could not read symbols: File in wrong format

調べてもなんだかよくわからなかったので、Berkeley DBもソースから入れることにする。

Berkeley DB

# cd ..
# wget http://download.oracle.com/berkeley-db/db-4.2.52.tar.gz
# tar xzvf db-4.2.52.tar.gz
# cd db-4.2.52/build_unix
# ../dist/configure --prefix=/usr/local/db-4.2.52
# make
# make install

普通に入った。

再びSubversionを入れる。

# cd ../subversion-1.5.6
# ./configure \
> --prefix=/usr/local/subversion-1.5.6 \
> --with-berkeley-db=/usr/local/db-4.2.52
> --with-ssl \
> --with-expat=builtin \
> --enable-shared
# make
# make install

今度は入った。

確認

# svn --version
svn, バージョン 1.5.6 (r36142)
   コンパイル日時: Jul 30 2009, 15:06:20

Copyright (C) 2000-2008 CollabNet.
Subversion はオープンソースソフトウェアです。
http://subversion.tigris.org/ を参照してください。
この製品には、CollabNet (http://www.Collab.Net/) によって開発されたソフトウェア
が含まれています。

以下のリポジトリアクセス (RA) モジュールが利用できます:

* ra_neon : Neon を利用して WebDAV (DeltaV) プロトコルでリポジトリにアクセスするモジュール。
  - 'http' スキームを操作します
  - 'https' スキームを操作します
* ra_svn : svn ネットワークプロトコルを使ってリポジトリにアクセスするモジュール。
  - Cyrus SASL 認証を併用
  - 'svn' スキームを操作します
* ra_local : ローカルディスク上のリポジトリにアクセスするモジュール。
  - 'file' スキームを操作します
* ra_serf : serf を利用して WebDAV (DeltaV) プロトコルでリポジトリにアクセスするモジュール。
  - 'http' スキームを操作します
  - 'https' スキームを操作します

ra_neonが有効になっている。